アルベロベッロやマテーラを巡り、旅はいよいよ最終日。
再びローマに戻り、歴史と映画の舞台を歩きました。
🚕 ローマのタクシーにヒヤヒヤ体験
朝、ホテルからタクシーに乗ってローマ中心部へ。
これがなかなかスリリングでした。
クラクションを鳴らしながら猛スピードで車線を縫う運転に、思わずシートベルトをきつく締め直すほど。
「日本人の譲り合い精神では、一生車線に入れないかも…」と笑ってしまうくらいの勢いでした。
🏛 パンテオン ― 堂々たる外観
まず訪れたのは パンテオン。
中には入らず外観だけの見学でしたが、それでも十分な迫力。
堂々とした神殿の柱と重厚な佇まいに、古代ローマの力強さを感じました。
「中はどんな風なんだろう」と想像しながら眺めるのも、旅の楽しみのひとつですね。
🏟 コロッセオ ― 古代ローマの熱狂を想像
街を歩いていると、突然視界に飛び込んでくる コロッセオ。
その巨大さに、思わず立ち止まりました。
内部に足を踏み入れると、石造りの観客席や闘技場跡が広がり、
「ここで本当にグラディエーターたちが命を懸けて戦っていたのか」と思うと、背筋が震えるよう。
2000年前の人々の歓声が聞こえてきそうで、映画の世界と歴史が重なった瞬間でした。
👋 真実の口 ― ローマの休日を再現
次に向かったのは 真実の口。
『ローマの休日』の名シーンを思い出しながら、私もお約束どおり手を入れて記念撮影!
観光名所としては定番ですが、やっぱりやってみると楽しく、旅の思い出が一つ増えました。
⛪ サンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂 ― 旅のラストを飾る場所
最後に訪れたのは サンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂。
荘厳な雰囲気と美しいモザイク装飾に圧倒され、静かな時間を過ごしました。
特に興味深かったのは、25年に1度だけ開かれる「聖なる扉」。
この扉は、ローマ教皇によって聖年(ジュビリー)に開かれるもので、通過すると特別な祝福が得られると伝えられています。
通常は閉ざされているため、扉の存在だけでも大聖堂の歴史と神聖さをより深く感じられました。
今年は幸運にもその年にあたり、実際に扉をくぐって中に入ることができました。
扉を通過することで、神聖な空気に包まれ、旅の締めくくりとして忘れられない体験になりました。
🌍 南イタリア周遊を振り返って
3回にわたってお届けした旅行記、いかがでしたでしょうか?
ローマの古代遺跡から、ナポリの海、アルベロベッロのメルヘンな街並み、そしてマテーラの荘厳な洞窟都市まで――。
同じ国の中で、これほどまでに異なる風景と歴史に出会えることに改めて感動しました。
今回の旅で学んだのは、「歴史を知ることで街の景色がもっと深く見える」ということ。
南イタリアは、ただ観光するだけでなく、過去と今を行き来できる特別な場所でした。
Ciao Italia, a presto!(またね、イタリア!)
✈️ 旅を終えて
こうして南イタリアの旅は幕を閉じ、これから飛行機に乗って長い空路で帰国します。
ローマの古代遺跡、ポンペイの眠れる都市、ナポリの青の洞窟、アルベロベッロのかわいい街並み、マテーラの洞窟都市…。
どの街にも物語があり、まさに歴史と文化の宝庫を巡った旅でした。
心も体もたっぷりリフレッシュできたので、また日常に戻って仕事も頑張れそうです。
イタリアで得た感動とエネルギーを胸に、次の挑戦に進みます!