🌞遅い夏休みは南イタリアへ!【第1回:ローマ〜ナポリ編】

少し遅めの夏休みをいただき、念願のイタリア旅行へ行ってきました。
今回のルートは ローマ → ナポリ → アルベロベッロ → マテーラ → そして再びローマ
南イタリアをぐるりと巡る、盛りだくさんの旅です。

第1回は、旅のスタート地点 ローマ、そして ポンペイ遺跡とナポリをご紹介します。


🏛 ローマ ― 古代と現代が共存する街

ローマに降り立った瞬間から、街全体に歴史の重みを感じました。
古代遺跡や荘厳な建築物が日常の中に溶け込み、どこを歩いても「物語の舞台」のよう。

特に印象的だったのは スペイン広場
『ローマの休日』でアン王女がジェラートを食べた階段に腰掛けると、映画のワンシーンに自分が入り込んだような気分に。
一方で、近年では『ミッション:インポッシブル』でトム・クルーズが車で駆け下りた場所としても有名になり、古典と現代の両方の記憶が刻まれているのを感じました。


🍝 本場のカルボナーラとの出会い

ローマでの楽しみのひとつは、もちろん“食”。
名物の カルボナーラをいただきました。

日本で食べるものはクリーミーで優しい味わいが多いですが、本場の一皿はまったく別物!
卵とペコリーノチーズ、パンチェッタが生み出す濃厚で力強い味。
見た目はシンプルなのに、ひと口ごとにぐっと重みのある存在感。
まさに「本場は違う」と実感しました。


🏺 ポンペイ ― 眠れる古代都市

ローマを後にしてナポリへ向かう途中、立ち寄ったのが ポンペイ遺跡
西暦79年、ヴェスヴィオ火山の噴火で一瞬にして火山灰に埋もれた古代都市です。

広大な遺跡の中を歩くと、2000年前の生活がそのまま残っているようで圧巻。
石畳の道路や神殿、浴場、さらにはパン屋のかまどまで当時の暮らしがリアルに伝わってきます。
一瞬で飲み込まれた街の悲劇を想像すると背筋が寒くなりつつも、
「時を超えて残された奇跡」を体感できる、忘れられない時間となりました。


🌊 カプリ島 ― 青の洞窟の幻想

ナポリに到着して向かったのは、今回の旅の大きな目的のひとつ、青の洞窟
フェリーでカプリ島へ渡り、さらに小さなボートで洞窟前まで移動します。

狭い入口をくぐると、そこに広がるのは言葉を失うほどの光景。
海面全体が光を反射し、透き通るような青に輝いていました。
まるで別世界に迷い込んだかのような神秘的な美しさに、ただただ見とれてしまいます。

さらに、ボートを漕ぐ陽気なイタリア人が「♪オー・ソレ・ミオ」を歌ってくれ、
青の世界と歌声が重なり合い、映画の中に入り込んだような体験に。
今回の旅で一番のハイライト、と言っても過言ではありません。


🍕 ナポリピッツァは別格!

カプリ島を楽しんだあとは、ナポリでのお待ちかねのランチ。
やっぱりここでは ピッツァを食べなくては!

運ばれてきたのは、想像以上に大きな一人前。
その大きさに驚きつつも、薄い生地は香ばしく軽やかで、トマトやモッツァレラのシンプルな味わいが抜群。
気づけば完食していて、自分でもびっくりしました。
やっぱり“本場”は格が違いました。


✈️ 次回はアルベロベッロ&マテーラ編

こうして、ローマ・ポンペイ・ナポリを存分に楽しんだ南イタリアの旅。
次回は、絵本のように可愛らしい街並みが広がる アルベロベッロ
そして世界遺産に登録されている洞窟住居の街 マテーラ をご紹介します。

どうぞお楽しみに!